「慢性胃炎」でお悩みの方、別の病名が付けられるかも・・・。
最近冷たいものの飲みすぎで、何となく胃の働きが悪いかな・・・なんて思う人が多いですよね。
若いときは、どんなに冷たいものを食べても飲んでも大丈夫だったのにな・・・なんて思うこの頃です。
こんにちは。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
機能性ディスペプシア
胃のむかつき、胃もたれ、胃の痛みなど、みぞおちを中心として所に違和感があるのに、胃カメラで調べても異常がない・・・こんな症状の方に病名が付けられたそうです。
その名は「機能性ディスペプシア」
今までは、医師が困って「慢性胃炎」として診断していたものです。
この病名、何とも聞きなれない名前です。
「ペプシア」は消化という意味があり「ディスペプシア」は消化不良という意味だとか。
この病気になると、どんな薬が処方される?
機能性ディスペプシア(FD)は、はっきりした原因は分からないが、上腹部の調子が悪い人で、主にストレスが関係していると思われる人に付けられる病名です。
病院に来る人の約半分は、上腹部に違和感があるとして来院するほど患者数が多いそうです。
今までなら「気のせい」「様子を見ましょう」と言うことになり、大方の医師は「慢性胃炎」ぐらいの診断でした。
このFDが治療対象になるにあたって、どこでも治療が受けられるようガイドラインが作られました。
ガイドラインでは、初期治療として、酸分泌抑制薬や消化運動機能改善薬。
2次治療としては、抗不安薬、抗うつ薬、漢方薬が推奨されています。
薬だらけにならないために、原因はしっかり考えて
原因不明の慢性胃炎、1人でも多くの患者さんが救われると本当にいいと思います。
薬を飲んで、楽になって、薬無しで元の元気な姿に戻れれば本当に素晴らしい。
でも、胃のむかつき、胃もたれ、胃の痛み・・・これらに対して、今までもお薬が存在しましたよね。
その薬で、治療しきれないから、新しい病名をつけて、新しい薬と精神薬を処方する・・・そんな形に見えてしまいます。
原因不明・・・本当に原因不明なのでしょうか?
医師から見て原因不明かもしれませんが、本人からしてみると「もしかしてアレ」が原因かな?なんて思うことも多いはず。
お医者様は、体の状態を見てくださいます。
原因を考えるのはあくまでも自分。
病気には原因があります。原因を知ってこそ治療がスムーズに行きますし、処方してくれる薬も明確になることで、結果的に量を少なくできると思います。
健康のこと食事のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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まとめ
私たちは病院にいくと、とても安い金額で治療を受けることが出来ます。
そしてアレもコレもと薬をもらうこともあります。
でも本当にその薬は必要ですか?
胃の調子が悪かったら、まずは冷たい物を止めるとか、暴飲暴食を止めるなどの努力も必要です。
それに薬の力をちょっと借りる・・・そんなスタンスが良いのではないでしょうか?
自分のやった体への仕打ちは、薬が全部解決してくれるわけではありません。
体のために、一番優しい方法を考えてくださいね。