味が決まらないのは、あなたの腕じゃなく、調味料かも!料理は調味料から
こんにちは。
沖縄好き、楽食アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
煮物などをして、レシピ本と同じに調味料を使ったはずなのに、味が決まらない!なんてことありませんか?
私はね。よくありました。
味が決まらないので、どんどん調味料を色々足して、結果、酷い味になっちゃうこともあったんです(苦笑)
私が独自に色々と検証した結果、安い調味料では安い味にしかなりません。
安い味を美味しくするために、添加物を足さないと駄目なんです。
味噌や醬油などの調味料は、いいものを使えば料理の味に深みが出てきます。
いいものって何?と言われたら、添加物を使わず発酵でできたものです。
一番わかりやすいのはみりんです。
みりん使ってますか?
砂糖とお酒で代用されることが多くなってきたので使っている人も少ないんじゃないかな~~
料理の味付けと言うと「さしすせそ」と教えられてきました。
砂糖、塩、酢、醬油、みそ
この順番に入れれば、味の含みも良くなるから・・・って、ずっと教わってきました。
だからね。
みりんの出番がないんですよね。
先日、健康博覧会と言うところにお邪魔してきました。
そこで、みりん屋さんと出会ってきました。
何気なく展示の会場を歩いていたら、ほのかな甘い熟成の匂いがしてきて、何のにおいかな?とたどっていくと、みりん屋さんのブースでした。
近づいていくと、試飲をさせてくれて、初めての味でしたが、身体が喜んだ感覚だったんですね。
作り方を伺うと、一升瓶にもち米9割米1割で2年かけて発酵させて作るんだそうで、手間ひまをこれでもか!とかけている心意気を感じました。
そして、これ使ったら、絶対料理が美味しくなるだろうな!という直感も手伝って、「何処で売ってますか?」と聞いたところ、「近くのスーパーを探してごらん」とのことだったので、早速近くのスーパー、高級スーパー、こだわりの食材店・・・結構探しましたが、撃沈(笑)
本みりんと書いてあっても、醸造アルコールが入っていたり、なかなか本物に出会えなかったんです。
酒税のごたごたや、戦後にスーパーなどが増えてきたことが、みりん屋さんが少なくなっている理由のようです。
結局、電話でお取り寄せしちゃいました。
そしてきたのが、これです。
色合いといい、美しいですよね!
2年かかって作られるみりん。
これは、珍しいものでも何でもなく、本来の姿だと思います。
物を作るまでには、本当は時間がかかるのです。
みそも醬油も、本来ならば2年ぐらいかかって作られていたものが、最近は3ヶ月ぐらいでサッと作られるようになった。
技術の進化と言うけれど、何かを足して、早く熟成させているんです。
「発酵」の力を借りて長い時間をかけて作ることによって、日本人は健康で過ごせてこれました。
みそ、醬油、みりんだけでなく、私たちの周りには発酵の力によって形になっているものがたくさんあります。
本来の発酵の力でじっくり作られたものを守ることが、健康を守ることに繋がるんじゃないかと改めて考えました。
改めて、発酵の力を大事にしたいな。
そして、発酵の力を借りれば、誰でも料理上手になるんです。
ちょっとだけ調味料を見直してみませんか?
料理も美味しくなって、家族の元気も満タンになりますよ!
健康のこと料理のこと…ちょっと聞きたいなって思ったら
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