味噌教室の原点は、生産者さんと直接繋がること!

こんにちは。
沖縄好き、発酵食品コーディネーターの名畑(@NozomiNabata)です。

6月27日も味噌作りを無事に終わりました。
今回の参加者さんは6名!

たくさんの方に来ていただいたので、神奈川県津久井産の固定種大豆をじっくり煮て味噌作りのために準備しました。
この淡淡の大豆を煮ている状態が何故か大好きです。
同じ場所で同じ品種で育てている大豆でも、煮え方が少し違うので、煮ながらも毎年の変化を感じます。
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今回は味噌作りデートをしてくれた若いカップル、いつも参加してくれる方々、そして初めて挑戦するという綺麗な女性の面々でした。
味噌のおいしさ、楽しさ、たくさんお話したいので話し出すと止まりませんでした~~~
さて、今回の味噌の出来上がりです。

美しい6作品が揃いました。
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味噌の種類は、麹別で考えると、米麹を使った「米味噌」、麦麹を使った「麦味噌」、豆麹を使った「豆味噌」、あとは麹を混ぜる「合わせ味噌」の4種類に分けられます。
今回は無農薬の玄米麹が手に入り、試しに作ってみたところとても美味しく仕上がったので、参加者さんにもぜひ作ってもらいたくて「玄米味噌」をチョイスしました。
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玄米麹はお米の玄米を使うので、種類で言うと「米味噌」に当たります。
味噌は大豆と麹、塩の3つだけで作る調味料。だからこそ、原材料にこだわりたいのです。
安全でおいしい原材料を使うことで、出汁を使わずにも美味しい味噌汁ができるので本当に不思議です。

これはとにもかくにも、大豆を大事に作ってくださる農家さん、麹を美味しく作ってくださる麹屋さん、ミネラルたっぷりの塩を作ってくださる方々のおかげです。

ここ数年、天候の変化が大きくあり、大豆や米、麦などの作物を作る農家さんたちの苦労を感じます。
特に大豆は、海外大豆の安さも打撃となって、手間暇がかかる割に儲からないため辞めてしまう方も多いのです。

これは、日本食の危機、ある意味日本人の健康の危機とも感じています。
私が出来ることは何だろうと考えた時、農家さんが大事に育ててくれた作物を応援することだと強く感じています。
味噌作りを通して、参加してくれた方々には農家さんと繋がることをお勧めしています。
農家さんと直接つながることで、季節の事や自然のこと、作物の事など農家さん目線から勉強することが可能だからです。
SNSが誰でも使える現代。
農家さんと繋がって直接売買できる関係が日本国中に出来るといいなと思います。

まだまだ美味しい大豆やお野菜を作る農家さんを応援していきます!

 

 

次回の味噌作り教室は、2020年7月24日15時~16時30分 駒込ナーリッシュさんで行います。

 

 

 

 

名畑 のぞみ

名畑 のぞみ

山形県庄内町出身、横浜在住。 病院に医療事務として勤務後、健康食品の会社に勤務。 子供のアトピーや、親の胃がん、脳梗塞などから、病気にならないには何がいいのか、どうしたらいいのかを深く追求し始める。 サプリメントアドバイザー、フードライフコーディネーターの資格を持ち健康食プロデューサーとして日々食のことを発信しています。 人は食べ物から出来ているので、体に合った良いものを食べればおのずと病気も遠ざかります。忘れがちなことを、いつものご飯から改善して家族の笑顔を守ろうと活動をしています。 ・講演 ・脳にいい簡単レシピの提案、健康料理の記事制作 ・健康料理教室の主催 ・各種イベントの企画などの活動しています。 お気軽にお声かけください。 詳しくは「名畑プロフィール」をご覧ください。

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