時代遅れでもいいじゃない!
こんにちは。
沖縄好き、ゆるゆる健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
今日は、電話の工事をしてもらいました。
数年間KDDIのメタルプラスというサービスにしていたんですが、そのサービスが終了するとのことで、ずっと悩んでたんですよね。
何を悩んでいたかと言うと、KDDIの勧めてくれている移行サービスが「ひかり電話」だったから。
営業の人が何度も電話してくれて、「安くなりますよ!」って言ってくれたんですが、家の電話を「ひかり」にするのが引っかかってました。
忘れもしない、311の時。
私は在宅していたものの、次女は近くにいたので、すぐ帰宅したんですが、当時就活まっさかりの長女がなかなか帰ってこなくて、もう本当にずっと心配していました。
携帯の電話もメールも繋がらず、生きているのか?もしかしたら、どこかで死んじゃった?などと悪い方悪い方に思考がめぐりました。
こんな時って、いいことが一つも考えられないんですよね。
家には、電気もガスも水道も止まっていて、寒くって暗い時間をどれだけ待ったんだろう。
暗がりの中、家の中で「ジー、ジー、ジー・・・」という変な音がなり始めました。
音の先を見ると、電気はきてないものの電話が鳴っていたのです。
思わず、ハッとして電話を取ってみました。
その先には、心細そうな長女の声がありました。
「まずは生きているから。これから泊まれる所を探すね」という短い電話でした。
公衆電話を見つけて、かけてくれたんです。
その時の、ホッとした気持ち。
今でも忘れられないんです。
もしアナログ電話でなかったら、娘との連絡は一晩中取れなかったかも知れません。
災害が起こったときに、「ひかり電話」が繋がらないと耳にします。
今回工事に来てくれた人にも、「アナログに戻す人いますか?」と聞いたら、結構いらっしゃるみたいでした。
通信料が安いのが良いという方は、ひかり電話で十分だと思います。
私は、このときの経験から、アナログを選びました。
家族と連絡の取れる方法がいくつもあった方がいいと思うんです。
携帯でも、家の電話でも、災害の状況に応じてはどれも使えないかもしれません。
でも、連絡できる道は複数に限ります。
それは、お金には変えられません。
しかも、毎月何万も違うわけじゃないですからね。
価値観はいろいろです。
みんながやっているから・・・で、何となく決めていいことと、しっかり考えなくちゃいけないことの二つが世の中にはありますね。
私は、流されない女でありたい!(笑)
人に時代遅れじゃない?と言われても、自分で決めて進んで生きたいな。