アルツハイマー型認知症にならないために
私達の身体は、食べたものと生活習慣で良いほうにも悪いほうにも変わっていきます。
脳も例外ではありません。食習慣が深く関わっています。
今日は脳を健康にするために小さなポイントのお話しです。
こんにちは。
「サプリ缶」店長&健康アドバイザーの名畑(なばた)のぞみです。
毎日の生活を支えている脳のこと
脳には1000億の神経細胞があって、神経伝達物質が情報を結んで、大きな大きなネットワークを作っています。
そのネットワークのおかげで、毎日食べる事、歩くこと、考えること・・・たくさんのことが出来ます。
アルツハイマー病になると、脳が萎縮して神経細胞に問題が起こり、ネットワークが崩れていきます。
すると、今まで普通にやっていたことが、徐々に出来なくなったり、今までの記憶が薄れていったりします。
アルツハイマー病の進行
アルツハイマー病を起こした脳は、シミのような「老人斑」が広がって、神経細胞の中には糸くずのような「神経原線維変化」が見つかります。
老人斑と神経原線維変化の二つが、徐々に神経細胞を殺して、減少させ、アセチルコリンなどの神経伝達物質も減り、脳が萎縮していくのがアルツハイマー病です。
原因のβアミロイドって?
アルツハイマー病の原因のひとつとして、脳に「βアミロイド」という物質がたまることにあります。
βアミロイドは、加齢と共に脳にたまり始め、早い人は40代から10年20年と時間をかけて脳の中に蓄積します。高齢になればなるほど、多くなると言われていますが、原因ははっきりとはわかっていません。
でも最近の研究で、βアミロイドが脳に蓄積するのは、どうも食習慣と深く関係していることがわかってきました。
血糖値を急激に上げないことが大事なのです。
アルツハイマーにならないための食習慣
βアミロイドをためない=アルツハイマーにならないためのとっても簡単なコツをご紹介いたします。
「野菜を先に食べる習慣をつけること」です。
野菜を先に食べる事で、野菜の食物繊維が糖の吸収をゆるやかにして血糖値の上昇が抑えられます。
野菜の次に、魚や肉などのたんぱく質を食べ、ご飯はなるべく最後に食べます。
ご飯を最後に食べることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
さらに「よく噛むこと」で満腹感が増し、ご飯の量が減るというメリットも!
野菜から食べはじめて、ゆっくり食べる事で腹八分目でお腹がいっぱいになりますから、脳だけでなく生活習慣病の改善にも役立ちます。
認知症予防は、実は生活習慣病の予防と同じです。
今日から始めてみませんか?
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まとめ
生活習慣病と聞くと、つい身体のほうに目が行きがちですが、脳も生活習慣の影響を大きく受けています。
毎日食べる食事は、身体も作っていますが、脳も作っています。
認知症にならないためには、毎日の良い食習慣の積み重ねが大切です。
野菜から食べて血糖値を上げない工夫を始めてみてくださいね。