宮古島のマルキヨ味噌さんは、やさしさの詰まった味噌屋さんです!
沖縄そして発酵食品大好き、健康食プロデューサーの名畑(@NozomiNabata)です。
2018年12月21日と22日に宮古島にあるマルキヨ味噌屋さんにお邪魔しました。
きっかけは、昔ながらの製法で宮古島で麦味噌を作っているというのを知ったから。日本を味噌で分類すると、北海道、東北から近畿中国あたりは愛知県近辺以外は米味噌、愛知県近辺は豆味噌、九州あたりは麦味噌という風に分けられるんです。
そして沖縄というと、米味噌が使われていると本で読んだことがあり、沖縄本島、宮古島、石垣島は米味噌だとばかり思って信じ込んでいました。
それが麦味噌を作っていると聞いたので、どうして麦味噌を作っているのか、どうやって作っているのかを知りたくなり、電話で見学を申し込ませてもらいました。
21日は14時30分に予約をさせてもらったので、その時間に伺ってみました。
ちょっとその前に砂山ビーチで時間を潰して、
カーナビに住所を入力すると、「砂山ビーチから3分」と結果が出て、あまりに近すぎてちょっとびっくりしちゃいました。
さて、マルキヨ味噌さんに着くと、立派な看板が立てられてました。
猫ちゃんもお出迎えしてくれましたよ。
お店に入ってみると、麹のいい香りが漂っていて、吸っているだけで元気になれそうなそんな感じがしました。
ちょうど、出荷するお味噌を詰めていらっしゃるところでした。
一つ一つ丁寧に袋に詰めていらっしゃいましたよ。
お店の脇にはマラソンのメダルが所狭しと並んでました。あ、マラソンの事聞くの忘れちゃった(笑)
味噌作りの工場内を見せてもらうと、大きな釜が3つ並んでいて、明日作るための大豆が浸されている状態でした。
こんな大きな釜で煮るんですね!
しかも、ガスや電気でなく、薪で煮るという、まさに職人技です。火加減が難しくないですか?と尋ねると、木の種類や乾燥具合でどのくらい煮たらいいのか分かるんですって!!
その後は、麦を見せていただいて、
麦麹を見せていただきました。今まで見た事のない緑色の麦麹!見ただけでパワーを感じます。なんとこの麹菌は、人間が作ったものではなく、自然に出来るという天然の麹菌で、醸す力がハンパ無いようです。
色もちょっと普通の麹と違ってますよね!
一通り、味噌作りの話をお伺いして記念撮影!
「明日味噌を仕込むので良かったら見に来ませんか?」とやさしいお誘いをいただいたので、翌日もお邪魔する事に!
翌日お伺いすると、煮あがった大豆をミンチ状にして
それを麦麹と塩を混ぜて、煮汁を入れてとシンプルな作業ですが、迷いも一切なくどんどん作られ仕込み樽に吸い込まれていきました。
天然の麹が活躍しやすいように、温度管理をして美味しい味噌が出来上がります。約6ヶ月ほどで美味しい味噌が出来上がるとおっしゃってました。
今度は作った味噌の試食をさせてもらいました。
かちゅー湯といって、鰹節とお味噌を溶いただけのシンプルなお味噌汁に、青さをトッピングしてもらいましたが、お腹にすーーっと染み込むようなおいしい味でした。
その後もあぶらみそ、かつおみそ、うめみそ、くーすみそ、だいずみそなどたくさん試食させてもらいました。
どれも美味しくってずっと食べていたかったほど(苦笑)
説明してくださったのはこちらの方。お味噌の話をたくさんしてくださいました。味噌愛のあるとっても優しいお方でした。
宮古島の自然と共に育つ「マルキヨ味噌」さんの味噌愛をたくさん感じました。昔ながらの製法で今も変わらず一つ一つ手作りで作っていらっしゃるお味噌はぜひ食べてほしいお味噌です。優しい人が作ると、やさしくって美味しい味になるんですよね。
マルキヨ味噌さんの住所は沖縄県宮古島市平良字荷川取651です。
道の駅みやこや宮古空港などで取り扱ってます。
気になる方は直接お店にお電話してみてはいかがでしょうか。全国どこへでも届けてくださいますよ。
電話番号は0980-72-1816で、日曜日定休日です。
私が買ったのはこちら!
美味しそうでしょ!!
これから味噌生活を楽しみます♪